よもやま-催眠オナニーの話2
前回の更新から、催眠音声を結構買いました。その全部のレビューを書くと決めたわけではありませんが、今後は何か書くとしたら こちらに書きます。
有料音声を買う2
2019年末ごろ以降に買った催眠音声はこのページで紹介します。
そんなに買っているつもりはなかったのですが、月1本くらいのペースだから、もはやいっぱしの愛好者ですね。オーガズムが得られないのはあいかわらずですが・・・。
★は特によく聴いたもの。括弧内は声優です。
ノウミソマドラー(逢坂成美)
脳イキものです。同じく脳イキものの「マインドイーター」と同じ人が書いた作品ですが、どうも私は相性がよくないようです。セリフが冗長に感じられ、聞いていてまどろっこしくてすぐにうわの空になってしまいます。
リアル術師の通話催眠体験(沢野ぽぷら)
蠱惑のマッチ(秋野かえで)
淫らな蜜の黒魔術(みもりあいの)
耳責めがほとんどという作品で、結構気に入っています。なぜか片耳ばかり責められるので、左右を入れ替えて聞くのもおすすめです。
性術系催眠療法で心も体のリラックス(誠樹ふぁん)
ANEMIN - アネミン(大山チロル)
実の姉に気もちよくしてもらうという設定がアレですが、そこを気にしなければ気もちよくなれます。一部運動支配の要素がありますが、そこはスルーします。添い寝とか読み聞かせとかのパートは飛ばしています。
ふたりがけ催眠メルティオーガズム編(みもりあいの)★
買った当時は全然だめでしたが、股間の血行がある程度改善してからは気もちよくなれています。股間はこの作品がいちばん気もちよくなれます。
リディクル・エクスタシー催眠(沢野ぽぷら/そらまめ。/陽向葵ゅか)
淫らな性傀儡の黒魔術(みもりあいの)
クラゲ娘のいいなり(誠樹ふぁん)
れんちサキュバス(まきいずみ)
脳イキ妖狐~悦楽至極の脳耳絶頂~(そらまめ。)★
脳イキ+耳舐めという趣向に期待して買いましたが、これは正解でした。耳舐めの音が少し遠いのがはじめは不満でしたが、深く催眠に入れたときはソフトなのが逆にいいです。
しかし聞きこむうちに別の不満がふくらんできました。残念なことに、文が下手というか、日本語としておかしいところが多すぎます。私はこういうところに細かいもので、聞いていてさめてしまいます。
でも2020年後半のヘビロテ作品です。
レイプ・サウンド・ガール♪(紗藤ましろ)
EDMトリップオーガズム催眠(野上菜月)
今日聴く音声の選びかた
被暗示性を高めるならこれ、頭部の血行をよくするにはこれ、というように、それぞれの目的に適した音声があります。しかし、そういうことにはとらわれないほうがいいと思います。
射精無快感症が治るまでに、どれだけの日数がかかるかわからないのです。あせって合理主義に走るよりも、その日その日に聴きたいなあと思ったものを聴くほうが長つづきするのではないでしょうか。声やしゃべり方が好きになれない声優のものも私はあまり聴きません。
イメージが苦手な人は
私は指示されたとおりにイメージするのが苦手です。
「力が抜ける」
「あたたかくなる」
「階段を降りる」
「水中に沈む」
はじめのうちは、こういったことをイメージしようとがんばってしまい、それがストレスになり、なかなか催眠状態に入れませんでした。
ところが無理にイメージするのをやめてみたら、催眠状態に入りやすくなりました。
こんなふうに考えてみてください。
皆さんが小説を読むときは、情景を想像しながら読んでいますね。でも一生懸命に想像しようとはしませんね。自然と情景が頭に浮かぶのにまかせて読んでいるはずです。
催眠音声を聴くときも、その程度の想像でいいのです。極論すれば、自然と頭に浮かぶイメージが、自分の想像力の限界なのです。そのように割りきることが、私にはプラスにはたらきました。
「力が抜ける」と言われても、力を抜こうとがんばったりしません。術師が力を抜いてくれるのだと考えます。実際に抜けなくても気にしません。催眠状態に入らなければというプレッシャーをかかえずに、気分よく音声を聴くことを大切にしています。
催眠音声を聴く環境
再生機器
パソコンですと動作音が気になってしまうのでスマートフォンとイヤホンを使っています。動作音が気にならない人ならパソコンでもいいでしょう。
私はフリーの音声編集ソフトAudacityで全パートを結合してMP3形式で書き出すか、再生リスト機能のあるアプリを使っています。書き出しする場合、品質は128kbpsで十分です。
枕
私は仰向けの体勢だと腰や首が痛くなるので枕には苦労しました。詰め物を出し入れして高さ調整のできるものを催眠オナニーのために買いました。もう少し張りこんで人間工学にもとづいたものを買うべきだったかもしれません。
座って聴くタイプの音声は、すぐ腰が痛くなって没頭できないので聴きません。
掛け布団
寒い日は布団をかけたいですが、重いと気が散ってしまいます。軽いものを買うことを検討中です。
被暗示性の差は何からくるのか
催眠にかかりやすいことを「被暗示性が高い」といいます。
どんな人が被暗示性が高いかについては多くのサイトで言及されていますが、どこも性格などメンタルな要因にしか触れていません。
しかしメンタルというものは簡単に変えられるものではありません。そして私の場合は、催眠音声を聴くようになってから身体の変化を感じるようになり、身体が変化するにつれて被暗示性も高まっていきました。
催眠状態になると、脳内にドーパミン、βエンドルフインといった物質が分泌されるそうです。そうはいっても「あ、今ドーパミンが出た」などとわかりはしません。
しかし私は、催眠音声を最初にいくつか聴いたときに、前頭部の頭頂付近がムズムズするのを感じました。どうやらこれは血行改善の予兆だったようです。
特にトレーニング用催眠音声の深化パートでは、頭頂付近におそらくは血液を通そうとする力が突き上げ、頭がこわばるのを感じました。この血液の通り道が少しずつ少しずつ押し広げられていき、それにつれて催眠状態に入りやすく、また深く入れるようになっていきました。
血液の流れが器官のはたらきに大きく影響することはいうまでもありません。
私の場合は頭部の血行改善が脳内物質の分泌を促し、被暗示性が高まったのだと思います。(あるいは逆に、脳が脳内物質を分泌しようとし、そのために必要な血流が促されたと考えるべきでしょうか。)
私は十代の頃から、大病こそしないものの体調は常に低空飛行でした。身体のあらゆる部位の血行がそれだけ悪かったのでしょう。今は頭頂付近が、血液の流れでいつもドクドクと脈打っています。まだ改善の途上です。
まとめますと、脳の血行の良し悪しが、被暗示性に大きく影響しているというのが私の実感です。
そして私にとって血行改善に有効だったのは、別頁で申し上げたように、気功と、もしかしたら歯の治療です。ほかにもヨガやスポーツなど、有効なものはたくさんあると思います。自分にあうものをぜひみつけてください。
ドライが先かウェットが先か
そもそもオーガズムの経験がない者が催眠オナニーでオーガズムを得られるのかという問題があります。
普通の人は、射精の快感の記憶をたよりに催眠によるドライオーガズムに近づいていくのでしょう。一方私は多少の性的快感を得るのが精いっぱいで、オーガズムの感覚はある程度想像できるというだけです。
しかし、催眠オナニーによって得る快感は少しずつ増していますし、それにともなって普通の自慰での快感も高まっています。交互にくり返すことで一応の効果は得られているように思います。